今を楽しく生きる

楽しく生きるかどうかは自分次第。

数字を知れば世の中楽しくなる。

 

先日の統計のエントリーの続きではないですが、ニュースのアンケート結果について一言書いておきたいです。


平均貯蓄1658万円は「回答率0.02%」の調査で算出した代物だった! プレジデント・マネーNEWS:PRESIDENT Online - プレジデント

 

上の記事をざっと言うと、2人世帯以上が3,000万はいるのに、そのデータが6363世帯しかなかったという事ですかね。ただコレ回答率じゃなくて抽出率なんていうブコメもちらほら。ここはスルーしときます。

 

さて、それよりも本田は気になるポイントがあります。平均貯蓄1658万の「平均」ってやつです。皆さん平均は当然ご存知ですよね。

 

全体のデータを足して、その数だけ割って数値を算出できますね。でも平均値って落とし穴があるんですよね。例えば上記の平均貯蓄が1658万って聞いたら皆さんなんとくなく、全体として1658万の世帯が多いだろうなーって思いませんでした?そこが落とし穴です。

 

平均の中を覗くまでは分かりませんよ。よく見たら貯蓄が高い世帯もあるけど、低い世帯も結構あるってことです。それを均してるんですよね。記事内のグラフを下記に出しますが、書き方によって印象操作してるなって思います。300万円未満としているのと、2000万以上としているこのグラフ。いかにも貯蓄が多い人が沢山いるって印象に見えませんか?仮にこのグラフの300万未満を500万未満まで括ったらどうでしょうか?また見え方は変わってくると思いますよ。

 

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ちなみに中央値をみたら1001万ですね。という事は1000万以下がざっと半分いるってことです。その逆もしかりですね。平均値を中央値では大きく差がありすぎます。ちなみに中央値というのはデータの中の調度真ん中という意味です。上にも下にも同じ数のデータがあるってことです。Wikipediaで中央値を調べたら調度良いことを書いてありました。

 

平均値との関係[編集]

中央値は平均値と類似した目的で使うが、用途によっては中央値のほうが平均値よりも優れている。これはたとえば年収の場合を考えてみるとわかりやすい。

貧富の差が激しい国では、一部の富裕層が平均年収をつり上げてしまっている為、平均年収は「普通の人」の年収よりもずっと高い値になってしまう。この為平均年収は「普通の人」の生活水準推し測るには向かない。

一方中央値は、年収が低い順に国民を並べたときに丁度真ん中になる人の年収を表している為、一部の富裕層の年収は中央値に影響せず、中央値は「普通の人」の生活水準により近くなる。

中央値 - Wikipedia

 

つまり平均値だけを見て数字を判断するのは結構間違いが多いってことです。ましてやこういった年収に関するものについては。だからまずは平均値を見て、中央値も見るというのが賢いやり方ですね。平均値と中央値の数値が大体一緒であればざっくりとは信頼出来る数値かなと思います。

 

でもそれだけじゃ足りないので、平均がどれだけバラついているのかを見る方法もあります。それは標準偏差で平均のバラつき数を調べることができます。数値によってまとまってるかバラついてるかを調べるんです。

 

まぁ、ちょっと長くなりそうですし標準偏差については又の機会で。

それではまた!